40代女性がインナーマッスルを鍛える方法とそのメリット・効果

健康的なダイエット法

40代女性にとって、インナーマッスルを鍛えることは、見た目だけでなく健康面でも大きな恩恵をもたらします。

というのは、40代を迎えると、体型の変化や筋力の低下を感じる方が増えてきます。具体的には、若い頃と同じ生活をしていても、体力や代謝が低下し、痩せにくくなってきます。その大きな要因の一つが「インナーマッスル」の衰えだからです。

本記事では、40代女性がインナーマッスルを鍛える方法、そのメリットと効果について詳しく解説します。

インナーマッスルとは?

「インナーマッスル」とは、身体の奥深くにある筋肉を指します。表面に位置する筋肉(アウターマッスル)が動きを担う一方で、インナーマッスルは姿勢を支え、関節や内臓の安定性を保つ役割を果たします。具体的なインナーマッスルには以下の4つがあります。

  • 腹横筋:お腹を締める役割を持ち、姿勢の維持や内臓を支える働きがあります。
  • 骨盤底筋群:骨盤の底を支え、排泄機能のサポートや内臓の位置を保つ重要な筋肉群です。
  • 多裂筋:背骨の周りを支える筋肉で、姿勢を安定させます。
  • 横隔膜:呼吸を助ける筋肉で、深い呼吸や体幹の安定に関わります。

これらの筋肉は目に見えませんが、全身の安定性や健康に深く影響を与えています。

40代女性がインナーマッスルを鍛えるメリット

①姿勢が整い、若々しい印象に

インナーマッスルは、骨や関節を正しい位置に保つ役割を果たします。鍛えることで猫背や反り腰などが改善され、美しい姿勢を取り戻すことができます。姿勢が整うと自然と立ち居振る舞いが若々しく見え、周囲の印象もアップします。

②基礎代謝が向上し、痩せやすい体に

インナーマッスルはアウターマッスルに比べて小さな筋肉ですが、体幹を安定させるために常に働いています。この筋肉を鍛えることで基礎代謝が上がり、運動しないときでもエネルギー消費量が増加。結果として脂肪が燃焼しやすい体質になります。

③腰痛や関節の痛みを予防・改善

腰痛や膝の痛みの原因は、インナーマッスルの弱さにある場合が少なくありません。インナーマッスルがしっかり働いていると、関節への負担が軽減され、痛みを予防する効果が期待できます。

④骨盤周りを引き締め、女性らしい体型に

骨盤底筋群や腹横筋を鍛えると、下腹が引き締まり、骨盤周りのゆるみも改善されます。特に、出産経験のある女性は、骨盤底筋群の弱化が気になるところ。これらを強化することで、スッキリした女性らしい体型を手に入れることができます。

⑤尿漏れや内臓下垂の予防

加齢や出産によって骨盤底筋が弱ると、尿漏れや内臓が下がるトラブルが起こりやすくなります。インナーマッスルを鍛えることで、これらの症状を予防する効果があります。

⑥ストレス軽減や精神的な安定

インナーマッスルを鍛える運動は、呼吸を意識することが多く、リラックス効果が得られます。特に、ヨガやピラティスは、心身のバランスを整えるのに最適です。

40代女性におすすめのインナーマッスルを鍛える方法

①プランク

やり方

1. 床にうつ伏せになり、肘を肩の真下につきます。

2. つま先を立て、体を浮かせて一直線に保ちます。

3. 30秒から1分を目標にキープします。

ポイント

腰が反ったり、肩が上がらないよう注意。お腹に力を入れて体を真っ直ぐ保つのがコツです。

効果

腹横筋や体幹全体が鍛えられ、姿勢の改善や基礎代謝アップに効果的です。

床についたひじが痛くなるので、私はヨガマットの上でプランクをしています。お持ちの方は試してみてください🎵

②ドローイン

やり方

1. 仰向けに寝て膝を立てます。

2. 息を吐きながらお腹を引っ込め、背中を床に押し付けるように意識します。

3. その状態で5〜10秒キープし、ゆっくり息を吸います。

ポイント

呼吸を止めないよう注意。お腹に軽く手を置いて動きを感じながら行いましょう。

効果

腹横筋を鍛える基本のエクササイズで、骨盤底筋群にも効果があります。

ドローインは、慣れてくると横にならず、座ったままでもできるので、手軽にいつでもインナーマッスルを鍛えられます!

③ピラティスやヨガ

おすすめのポーズ

• キャット&カウ(猫と牛のポーズ)

• ブリッジポーズ

• サイドプランク

効果

呼吸と連動した動きでインナーマッスルを効果的に鍛えられ、心身のリラックスにも繋がります。

呼吸を止めないことが大事❗️

④バランスボールを使ったトレーニング

やり方

1. バランスボールに座り、姿勢を正します。

2. 両足を床につけ、軽くボールの上でバウンドします。

効果

体幹全体が活性化され、特に腹横筋や骨盤底筋群が鍛えられます。

肩周りや腰が痛い方もバランスボールは取り組みやすいと思うので試してみて❗️

⑤日常生活に組み込める動き

階段をゆっくり上る

下半身を鍛えるだけでなく、骨盤周りのインナーマッスルも強化できます。

椅子に座りながらドローイン

デスクワーク中にもできる簡単エクササイズです。

40代女性がインナーマッスルを鍛える際の注意点

①無理をしない

初めから高負荷の運動をする必要はありません。自分のペースで少しずつ取り組みましょう。

②正しいフォームを意識する

間違ったフォームで行うと、筋肉に負荷がかからず効果が半減します。鏡を見ながら動きを確認しましょう。

③呼吸を忘れない

インナーマッスルを鍛える運動では、呼吸が非常に重要です。深くゆっくりとした呼吸を心がけましょう。

④継続することが大事

インナーマッスルは一朝一夕では鍛えられません。毎日少しずつでも続けることが、効果を実感する鍵です。

40代女性がインナーマッスルを鍛えることで得られる効果

インナーマッスルを鍛えると、以下のようなポジティブな変化を実感できます。

  • 姿勢が改善され、疲れにくくなる
  • お腹や骨盤周りが引き締まり、服のシルエットが美しく見える
  • 代謝が上がり、痩せやすい体になる
  • 腰痛や膝痛が軽減し、日常生活が快適になる
  • 内臓の位置が安定し、体全体の調子が良くなる

まとめ

40代女性にとって、インナーマッスルを鍛えることは見た目の美しさだけでなく、健康や快適な生活を支える大きな要素です。

無理なく日常生活に取り入れられるトレーニングを継続し、健康的で引き締まった体を目指してみましょう。

継続すれば、きっと体も心もポジティブな変化を実感できるはずです!

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